設 立 趣 旨 書

 

1 趣 旨

我が飯綱高原は、人口38万人の県都・長野市を山麓に擁し、飯縄山をはじめその大部分が上信越高原国立公園内に位置する、自然豊かで風光明媚な風土を持つ地域です。また、先人の血の滲むような開拓の成果により、高原野菜を中心とした優良な農業が営まれている地域でもあります。

近年、こうした絶好の環境を求めて永住する方々も増え、生活の場としてのコミュ二ティも、徐々にではありますが、確実に形成されつつあります。

私たち住人は、飯綱高原の豊かな自然からの恵みを享受する一方で、自分たち自身の生活によって、自然に負荷をかけていることもまた事実です。大座法師池の水質が県下の湖沼の中でも悪いのは、その一例といえます。

また、農業の高齢化・後継者不足の進展の下で、当地域も既に遊休しているまたはそのおそれのある農地が目立ち始めました。農業の持続的発展はもはや農家だけの問題ではなく、地域全体で取り組むべき課題といえましょう。

私たちは、飯綱高原に住む者として、地域住民はもとより、ここに癒しを求めて訪れてくださるすべての方々との連帯のもと、豊かな自然と農地を自らの手で守り育て、次世代を担うこどもたちに引き継いでいく使命を負っています。

今般、飯綱高原等の森林・湖沼・湿原の再生・保全活動とその持続的利用を図るため、また、遊休農地等の再生・活用に係る活動や歴史・伝統・文化の継承に係る活動を通して、農業の振興や地域活性化を推進するため、NPO法に基づく法人格を取得することとし、特定非営利活動法人飯綱高原よっこらしょを設立することといたしました。法人として安定的かつ効率的な運営を行いつつ、地域社会の信頼を得ながら大いなる責任を果たしてまいります。

そして私たちは、飯綱高原のコミュニティを活動の拠点としつつ、同様の課題を抱える地域とのネットワークを構築することにより、環境とのバランスに配慮した地域社会づくりや地域資源を最大限活用した地域産業づくりに貢献し、あわせて新たな風土の形成とコミュ二ティの創成に寄与してまいります。

2 申請に至るまでの経過

平成19年3月8日に飯綱高原の住人を中心とする11名で第1回設立発起人会を開き、本法人の目的と具体的活動のイメージを確認しました。4月10日、17日に設立の趣旨、定款、平成19年度及び20年度の事業計画及び収支予算、設立当初の役員などについての案を審議しました。

平成19年4月24日午後8時より、設立総会を開き、発起人より設立の趣旨、定款、平成19年度及び20年度の事業計画及び収支予算、設立当初の役員などを提案し、審議に上決定致しました。

 

平成19年4月24日

特定非営利活動法人飯綱高原よっこらしょ


       設立代表者
   長野県長野市大字上ケ屋2471番地3136

            氏名  林 部  陟