大好評企画! お待たせしました。ことしもやります。

参加者募集中・・・・早めのご予約を!

いいづな農楽舎
~野沢菜の収穫とたまり漬け講座~

日 時: 11月22日 (日) 9:30~13:30
場 所: 飯綱高原よっこらしょ農場

よっこしょ農場での農作業体験イベントも、今年はこれで最後!冬の足音がひたひたと近づく晩秋の飯綱高原で、冬の味

覚・野沢菜の収穫を行ないます。霜が降りるたびに大きく、柔らかく育った「菜っ葉」。漬物にして楽しみたい方には、「たまり漬け」の作り方・・・・教えます。

野沢菜収穫チラシ

9:00~9:30 受付

9:30~11:00 野沢菜の収穫

何度か霜にあたって、大きく、柔らかく育った野沢菜。

漬物のほかにも、いろいろと調理法はありますよ。みんなで楽しくぬきましょう。・・・蕪の部分も忘れずに。

11:00~11:30 花豆のサヤ抜き

収穫乾燥した花豆(高原豆)をサヤから一粒ずつ抜き取る作業のお手伝い。大きく立派に育った畑の宝石はほんとにきれ

い。

11:30~:12:00 たまり漬け講座

「野沢菜漬け」といれば、塩漬けが定番ですが、例年好評をいただいている「たまり漬け」の漬け方を伝授します。何種類もの調味料や薬味が入る逸品。レシピをわかりやすく解説しますので、初めての方でも大丈夫ですよ!

12:00~:13:00  豚汁でお弁当・・焼き芋もね。

飯綱高原は冬の入口。外での作業で冷えた体を「豚汁」で温めてください。お昼を一緒に食べながら、収穫の喜びをともにわかちあいましょう。

【持物・服装】

昼食(主催者からは汁物のみの提供となります。おにぎり等ご持参ください。飲物、軍手、雨具、農作業に適した服装、

【参 加 費】

大人1000円   小学生500円  幼児無料

収穫した野沢菜は5kgあたり500円でお持ち帰りいただけます。(なお、会員の方は、野沢菜5kgは無料)

―― 当日、受付にてお支払い願います。

【参加申込】

11月18日(水)までに、下記の「ちらしPDF」からダウンロードした参加申込用紙を「申込み・お問い合わせ先」までFAX でお送りいただくか、または必要事項を電話にてお伝えください。

【募集人員】

誠に勝手ながら、参加人数を50名程度とさせていただきます。定員に達し次第締め切りますので、お早めに。

【その他】

小雨の場合でもイベントは実施します。中止の連絡は、当日朝7~8時頃、お電話いたします。

(お申し込みの際は、電話番号の記載をお忘れにならないようお願いします。)

準備の都合上、キャンセルの場合は早めにご連絡願います。

【申込み・お問い合わせ先】

NPO法人 飯綱高原よっこらしょ
電話 026-239-3299 (事務局 山室)
FAX 026―239-2315

お申し込み用のちらしPDFはこちらです。


完成したかまど

完成したかまど

いぜんにもご案内していました「かまど」。8月下旬から自農場の真ん中に、昔ながらの「かまど」をボランティアの手で自作を始め、11日間を要してようやく完成をいたしました。3つの炉台からなり、お米を炊く羽釜や大鍋がセットできる大きなものです。取れたて野菜などをその場で薪を使って調理できるようになりました。現在では絶えた「かまど」から、農や食を見つめなおす機会を多くの方々に提供していきたいと考えています。

そして、本日9月22日、約50人の会員さんとともに初めての火入れ。かまど料理を楽しみながら、完成を祝いました。

「ほんとに大丈夫なのかな」スタッフ間ではそんなささやきが聞かれました。普通なら試運転をするところですが、やはり多くの方と一緒にその感動を味わいたいといきなりのぶっつけ本番!

僕も手伝います。

僕も手伝います。

記念すべき火入れの儀!?

記念すべき火入れの儀!?

無事 着火!

無事 着火!

炉内に薪を置き、いざ着火・・・・・数秒もしないうちいい炎が上がり、煙突からは煙がたなびき、かまどに命が宿りました。感動の瞬間でした。

本日のかまど料理は、6升の「かまど炊きご飯」、農場で収穫したばかりの野菜と数種類のきのこが入った「キノコ汁」、そして自農場産男爵を使った「肉じゃが」です。手前味噌ですが、石の化粧と大きな炉台をそなえたその威風堂堂たる外観が立派のみならず、燃焼の効率がまたすこぶる上々!煙突の煙の引きが適度で、薪もすぐ安定した炭になり、火加減の調節がうまくいく「優れモン」です。

いい感じで吹いてます。

いい感じで吹いてます。

これが絶品「かまど炊きご飯」

これが絶品「かまど炊きご飯」

やっぱ、炊きたてでしょ!

やっぱ、炊きたてでしょ!

一番の心配だったかまど炊きご飯。「はじめちょろちょこ、なかぱっぱ。赤子泣いても蓋とるな」。セオリーどおり、蓋の隙間から吹く蒸気の香りを手がかりに火を調節します。・・・・・蓋を開けたらいい香りとともに、透き通るようなご飯ができていました。他の料理も大成功!会員の皆様全てが笑顔を浮かべて、頬張っていました。

味がしみこんだ肉じゃが

味がしみこんだ肉じゃが

ご飯おいしい!

ご飯おいしい!

おいしい料理に話も弾みます。

おいしい料理に話も弾みます。

命を支える「食」。その源である「土」と「火」。最近その2つに親しむことを忘れてかけているのではないかと感じます。

無事に「命」を宿した「かまど」・・・・多くの方に、その料理を味わってもらい、また使っていただくことで、大切なことをもう一度思い返えしたもらえる、そんな拠り所にこれからもしていけたらと思う一日でした。

かまど完成までのボランティアの活躍を、今後サイトで紹介していきます。そちらも楽しみに!


善光寺の表参道にある”THE FUJIYA GOHONJIN”・・・今回はこの老舗とよっこらしょの意外な関係についてのお話です。

大正ロマンティシズムが薫るたたずまいを持つ”THE FUJIYA GOHONJIN”  390年余りの歴史を持つ「御本陣藤屋」は、古くは加賀百万石・前田家藩主の常宿として、また伊藤博文、福沢諭吉、高村光雲などの著名人や地元に名士に愛され続けてきたそうです。3年ほど前に大胆なリニューアルをされて、モダンでお洒落なレストラン、ウェディング会場として生まれ変わりました。周りの人たちの評判も上々、特においしいお料理が楽しめるということで、若者からご年配までファンが多いのです。

今年、縁あってFUJIYAさんのシェフとお知り合いになり、よっこらしょの野菜をレストランで使っていただけることになりました。とは言っても、夏はジャガイモだけでしたが・・・・”地元のおいしい野菜、その素材のよさをそのまま活かしたイタリアンをFUJIYAの売りのひとつにしたい”と語るシェフ。まずはどのように野菜が料理として提供されるのか・・・先日、シェフのお招きにより、農場スタッフがレストランで研修をさせていただきました。

【野菜そのままを楽しむ】

灯り オープンキッチン ホカッチャ1

レストランはこの日も盛況。歴史とモダニズムが融合する落ち着きあるホール。オープンキッチンの奥では、若いスタッフが機敏よく調理をこなしています。テーブルランプのほのかな明かりがディナーの雰因気を演出します。

まずはホカッチャとパンがお通しとして出され、オリーブオイルでいただきます。

そして次が”バーニャカウダ” これこそがまさに”売り”にしたい野菜料理の定番だそうです。お皿にはパプリカ、坊ちゃんかぼちゃ、サツマイモ、キュウリ、モロッコインゲン、レッドキャベツ、廿日大根、ラディッシュが生や茹でられただけで盛られています。これを手でつかみ、アンチョビ、ニンニク、オリーブオイルでできた熱いソースをつけていただきます。廿日大根やラディッシュは”一物全体” これもよっこらしょのスタッフがプランターで試しに育て、プランターごと納めたものをほんの数分前に収穫したものだとか。魚で言えば、いわば”活きづくり”・・・新鮮そのものです。今後、キュウリも細かく切るのではなく、イボイボがついている取れたてをそのまま使いたいとシェフ。シンプルな料理ですが、実に野菜そのものの旨みが味わえる絶品です。

バーニャカウダの野菜たち。丸ごと・そのままがいいんです。

バーニャカウダの野菜たち。丸ごと・そのままがいいんです。

バーニャカウダのソース。体が温まります。

バーニャカウダのソース。体が温まります。

【素材を活かした料理がずらり】

それぞれが個性的なイタリアン

それぞれが個性的なイタリアン

野菜をとじた卵焼き

野菜をとじた卵焼き

キノコのフリッター

キノコのフリッター

次々と料理が運ばれます。野菜がとじられた卵焼き、キノコのフリッター、生ハム、モッツエレラチーズのハーブ添え、コーンスープ、丸ナスとトマトのグラタン、キノコのリゾット・・・野菜を活かしきったイタリアンは目からうろこがはがれ落ちます。

中でもコーンスープの甘みは自然の味が凝縮された逸品。普通はミルクで味を調えるとのことですが、飯綱・戸隠産の糖度抜群の”ゴールドラッシュ”を使うこのスープは、少々のお水を混ぜるだけ。このコクと香りは他には出会えないのではないでしょうか。

”ゴールドラッシュ”のコーンスープ。シェフお奨めの逸品。

”ゴールドラッシュ”のコーンスープ。シェフお奨めの逸品。

さて、よっこらしょが今年提供したジャガイモ・・・料理としてもう一度息を吹き込まれた”彼ら”の行方はいかに。続きは明日のお楽しみです。

生ハム、モッツレラチーズ

生ハム、モッツレラチーズ

丸ナスとトマトのグラタン。チーズのまろやかさがナスの甘みとトマトの酸味のひきたてます。

丸ナスとトマトのグラタン。チーズのまろやかさがナスの甘みとトマトの酸味のひきたてます。

キノコのリゾット。香り豊か。

キノコのリゾット。香り豊か。


==== 秋の入口 ~ よっこらしょ農場から ====

【花豆】

ほんとの今年の夏は不順な天気が続きましたね。飯綱高原も例外ではありませんでした。7月後半からお盆までの長雨・・・例年はカラカラする農場の土も、ジュクジュクしっぱなしでした。やはり、じゃがいもは昨年より収量が減り、ナスやピーマンも勢いがありませんでした。

そんな中にあって、順調な成長を見せているのが「花豆」。

大きく、つやつやの花豆

大きく、つやつやの花豆

まっすぐ網を張るのは大変(5月10日イベントにて)

まっすぐ網を張るのは大変(5月10日イベントにて)

植えてから10日あまり(5月下旬)

植えてから10日あまり(5月下旬)

「花豆」は「高原豆」とも言い、標高1000m付近でよく育ちます。紫色と黒の斑模様がきれいな大きな豆は「畑の宝石」。煮豆にするととても食べ応えがあります。

5月10日のイベントで、参加者の方々と一緒にアーチを組み、種をまいて以来、天に届けとばかりツルを伸ばし、6月下旬には天然・緑のトンネルを作りあげてしまいました。7月初旬には真っ赤な愛らしい花をつけました。「花豆」と言うだけあって、ほんとにきれい・・・ちょっとしたお花見気分が味わえました。今既に15cmほどの「さや」がところどころのぶら下がっています。

11月の一斉収穫に向かって、さらに大きく太陽の恵みを貯えてくれるものと期待しているところです。

天然!緑の花豆トンネル。中は真夏でもヒンヤリ

天然!緑の花豆トンネル。中は真夏でもヒンヤリ

天に届けとばかり・・・満開の花々

天に届けとばかり・・・満開の花々

立派なサヤがあちら、こちらに

立派なサヤがあちら、こちらに

【ソバ】

今年も8月13日にソバの種まきを行ないました。作付面積は昨年より多く、おおよそ6000㎡(約2000坪)。600キロ超の玄そばの収穫をを見込んでいます。

ソバは本当のつよい作物ですね。

2年に1度堆肥を投入するだけで、他は全く世話要らず。遊休農地に作付けるにはもってこいです。

種まきから1カ月。20~30cmの丈に生長。穂先にはちっさな白い花をつけ始めました。このまま天候が安定すれば、シルバーウィークの後半あたりに満開を迎えることでしょう。昨年同様、台風の影響もなく、”白い絨緞”を多くの方々に楽しんでもらえることを祈るばかりです。

双葉・・・無事出揃いました(8月21日)

双葉・・・無事出揃いました(8月21日)

出てきたばかりの双葉(8月21日)

出てきたばかりの双葉(8月21日)

8月下旬

天候に恵まれ 目が出揃いました。

9月初旬

早くも穂先に花が咲き始めました。

秋風にそよぐ

秋風にそよぐ

穂先の白い花が可憐です。

穂先の白い花が可憐です。