大豆サークルがスタート

1年を通して、大豆をテーマとして活動する「お母ちゃん」サークルが、6月12日に「種まき」の作業をしました。よっこらしょ農場の中の約8アール(8畝)の畑に、「うすあお」という品種の大豆、黒豆、小豆(あずき)の3種類の豆をまきます。

「お母ちゃん」の畑仕事スタイルの定番は、日焼け対策の「帽子」。”たれ付帽子” ”ガーデニングジョッキー” ”フリフリ農園帽子” ”キャディーバイザー”など色んな名前がついています。確かに農作業していると、特に首筋が焼けてヒリヒリ痛むことが多いので、体のためにも必需品なんです。

大豆種まき3 大豆種まき1  大豆種まき2

さてさて作業のほうですが、「お母ちゃん」パワーはとても偉大です。段取り良く作業を進め、動きにも無駄がありません。私(男で、この日の最年少)はトラクターを使って、種をまく”スジ”を先回りで付けていくのですが、あとがつまらないように必死で機械をまわしました。・・・・・・2時間ほどで、45畝の種まきが完了してしまいました。

旬の「根曲がり竹」ランチ!

よっこらしょの会員がやっているペンションで昼食。たまたまこの日、山で旬の「根曲がり竹」を取ってきたとのことで、新鮮なところを“焼き竹の子”と”サバの水煮入り味噌汁”でいただきました。「お母ちゃん」がたも御満足の様子です。

根曲がり竹1焼き竹の子竹の子汁   焼き竹の子2

味噌、納豆、しょうゆ豆、きなこ、豆腐づくりも

今後も、草取り、収穫、脱穀、選別と大豆栽培をやりながら、大豆の「加工品」をみんなで作って楽しむサークル活動をしていきます。「私もやってみたい」と思ったら、是非ご連絡ください。お待ちしてま~す!

<よっこらしょ大豆サークルの問合せ>

電話 026-239-2315 (志村)
メール
info@iizuna.org


棚田にこどもたちの声が響く

5月26日(土)、テレビ信州とのコラボレーションによる「親子米作り大作戦」の第1回目、待ちに待った「田植え」を行いました。天気が安定しない日が続き、代掻きなど悪天候のなかで準備を進めてきましたが、当日”五月晴れ”・・・絶好の田植え日和となりました。

北澤長老のお手本です。きゃー冷たい

今回、応募された親子は合計7家族。元気いっぱいの子どもたちとそのお父さん、お母さんがこの企画の主役です。地元の長老・北澤さんから苗の植え方のコツを習って、さあ本番!「田植え」は始めてという子どもとご両親が多いなか、早速「裸足になって!」と声かけ。みんな恐る恐る田んぼに足を滑らせます・・・・「冷たい」、「やわらかい」などなど感激の声がアチラコチラであがります。男の子たちは気づいた時にはカエルをゲット!お互いに見せ合って嬉しそうです。カエル捕まえた

力を合わせて、汗をかく!

さてさて、イベントといっても大小12枚ある棚田にアキタコマチともち米の苗を今日中に植えなくてはいけません。初心者といえども、そこは甘くありません。作業を楽しみながら、一方で段取りよくこなしていくため、みんなで一致団結・力を合わせます。

整然と順々に力合わせて

この日は、テレビ信州のアナウンサーの伊藤秀一さん、中村守さん、藤原里瑛さんも参加。そして東京から特別ゲスト下嶋兄さん(峰竜太さんのご長男)も参戦。子どもたちと一緒の元気ハツラツで頑張っていました。テレビ信州、よこらしょのスタッフも合わせて、総勢60人を超える人たちが、田んぼに「命」を吹き込んでいきました。下嶋兄さん&中村アナ大活躍藤原アナと一緒に

「お昼ご飯がとにかくうまい!!」

作業も順調に進み、お待ちかねのお昼ごはん。みっちり働いたみなさん、お腹もペコペコ。この日のメニューは「笹寿司」「手羽先」「たけのこ汁」。笹寿司は北信濃地方の伝統食。そして初ものの「根曲り筍」がふんだんにはいった味噌汁。筍は前日によっこらしょスタッフが山に入ってとってきたもの、そして味噌もよっこらしょお手製。子どもたちもおかわりをなんべんもしていたけのこ汁ました。おいしい うふ

 

 

 

 

 

笹寿司手羽先

「『米』は『八十八』の手間をかけて育てるもの」

お昼の時間、長野県農村文化協会の役員でよっこらしょのスタッフでもある池田玲子さんから「お米づくり」の話をしてもらいました。「米という字は「八十八」と書く。だから、収穫できるまでに田んぼに最低88回は来なきゃいけねんだぞ」。お米のありがたさ、そして育てる人への感謝を改めて気づかせてくれました。

無事終了!疲れたけど、心地好さと達成感

午後も子どもたちは飽きることなく黙々と苗を植えていき、午後4時前にはすべて植え終わりました。苗が並び、青空を写す田んぼは、やっぱり「日本の原風景」。体験した人たちが実感する心地よさや癒しがそこにはありますね。

最後の「黄金色の稲穂が多くなりますように」との願いを込めて、「きなこのおはぎ」をいただいきました。さあ、今年もスタートした米作り。今後の親子の活躍に乞うご期待!

棚田に命田植え終了

6月7日(木) テレビ信州「ゆうがたGet」でこの日の模様を放映します。
長野市インターネット放送「愛TVながの」でも動画を配信中!皆さんみてください。


5月13日に開催した食農体験イベント「いいづな農楽舎~ジャガイモ・花豆の植付と旬の山菜」で、参加者の皆さんと一緒に植えたジャガイモと花豆が芽を出しました。「いつもの年より芽出しが遅い」「地面の温度が上がってない」・・・・・家庭菜園をやっている周りの人たちからそんな声を聞いていたので、ちょっと心配していました。

ジャガイモの芽1

 

 

ジャガイモの芽ジャガイモの芽2

でも、やっぱり「いのち」なんですね。「大きくなるんだ!」という気合いが聞けてきそうなくらい、元気な「芽」たちです。

芽のまわりには、畑の「覇者」を「虎視眈々(こしたんたん)」と狙っている「雑草」も姿を現してきました。これからの畑作業は、そんな「雑草」たちとの飽くなき戦いです。

お天道さまの光を思い存分浴びて、天をつくように育ってくださいませ!!

花豆の芽2

花豆の芽1

 

花豆の芽


千葉県からようこそ

5月14日と20日、千葉県八千代市の萱田中学校、高津中学校の生徒さんがよっこらしょ農場にやってきました。修学旅行の日程のうち1泊は芋井・飯綱高原地区の家庭に泊まり、農業体験や家族と交流する「民泊(みんぱく)」。よっこらしょでも、昨年から農業体験の受け入れをしています。20日は10数名の男子生徒が、「花豆」の畑に草除けのマルチを敷いたり、植付け作業を体験・・・・たぶん人生初めての経験に馴れない格好で悪戦苦闘していました。マルチを敷く

  慣れない格好 

芋井地区では1700人、長野市内では6地区で8000人

最近になって「民泊」を修学旅行として取り入れる都会の学校が増えてきています。長野市でも2009年に「こども夢学校受入協議会」が発足、中山間地域の活性化策の一つとしてその受け入れに積極的に取り組んできました。飯綱高原がある芋井地区でも2011年から受入を開始し、本年度は5月~10月までに10校約1700人の生徒がこの地を訪れる予定です。長野市全体でも、49校約8000人に上るとか。高齢化が進み、遊休農地も目立つようなった農村に、子どもたちの声が響く・・・受け入れる地域の方々にも少なからず、元気をもたらしていると思います。共同作業

思い出・・・そしてまたおいで

さてさて、短い時間ではありましたが、貴重な体験をした子どもたち。飯綱高原の畑や住民とのふれあいをどう感じたでしょう。”きつかった””疲れた”という印象が残ったでしょうか?はたまた、自然いっぱいの環境に感動してくれたでしょうか?特別な「思い出」をいつか思い起こし、この地をまた違うだれかと一緒に訪問してくれたら幸いです。・・・・・・

I花豆の植付け